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のカラダデザイン講座 > バックナンバー > 第3回







三角筋がメリハリを生む


今回から、身体の各部位ごとにクローズアップして、外見上の役割や美しく見せるためのトレーニング方法などを掘り下げていきましょう。最初は「肩」です。
肩と一口に言っても、複雑な部位ですが、今回は外観をつかさどる三角筋と僧帽筋について述べていきます。ボディビルディング競技でも肩は大変重要なボディパーツですが、一般的な容姿の印象においても肩はアクセントとして、とても大切な部位です。ウエストを引き締めても、肩が貧弱だとメリハリがあるボディラインが生まれず、印象的な美しい身体にはなりません。これは肩パッドなど補整を施した洋服からもご理解いただけるのではないでしょうか。
この肩パッドにあたる部位が三角筋です。この三角筋は男女ともにしっかり鍛え、ウエストとのメリハリの効いたラインを高めたいところです。ポコッと横に張り出した三角筋はウエストを引き締める視覚効果があるのです。

力強さを求めるなら僧帽筋


これに対して、僧帽筋は男性的な筋肉と言えるでしょう。いわゆる肩コリの起こる筋肉部位ですが、スポーツパフォーマンスにも大きく関与しています。この部位がよく発達した格闘家を思い出せるのではないでしょうか。力強さを求めないのならば、あまり鍛え過ぎないほうが一般的には良さそうですが、逆にたくましさを強調したいなら、ぜひ、鍛えたい筋肉です。ここを発達させると格段にたくましい印象になるでしょう。また、肩コリがある方は、この僧帽筋の血行不良が主たる原因ですから、軽い負荷で20回くらいリズミカルに肩をすくめることを繰り返し、動かしてやることもよい肩コリ対策になります。力強く発達させたい場合は、10〜15回がやっとできるウエイトを持ち、肩のすくめを繰り返して下さい。



三角筋を鍛える3つの種目


繰り返しになりますが、三角筋は男女問わず、しっかり形作りしておきたいものです。体型がよくなるに従い、肩は目立つ部位になってきます。ですから、体型作りは肩から意識していくとよいと思います。下記に、三角筋を前からと横から、そして後ろからとバランス良く鍛える3種目を紹介します。肩はどの角度からも人目にさらされていることを忘れないで下さい。

■サイドレイズ
三角筋を前から鍛える種目。


■リヤレイズ
三角筋を横から鍛える種目。。


■ショルダープレス
三角筋を後ろから鍛える種目。


モデル/上野郁美

※各種目10回〜15回×2〜4セット、週2〜3回の頻度が適切。
※自分に合った、続けられるものを選択して下さい。