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ハイ・インテンシティ・トレーニング


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高強度トレーニングとは?


「高強度トレーニングとは、伝統的な量のトレーニング以外の量の少ないトレーニング全部」と僕は考えています。
70年頃、アーノルドやビル・パールは、各筋肉に多種目で多セットのトレーニングを行いました。
上腕2頭筋だけでも20〜30セットもやっていたのです。
その頃のボディビル界の90%以上が、このような多セット主義のトレーニングでした。
70い年代初めにアーサー・ジョーンズが「トレーニングは量ではない。強度が重要なので量を減らして高強度でトレーニングしなければいけない。」と言い出したのが高強度トレーニングの最初です。
ボディビルダーが週に300〜500セットのトレーニングをしていた時代に「その10分の1で良い。」と言う彼の主張は異色でした。
30年後の現在、彼の主張の通りにボディビルダーのトレーニング量は減っていきました。
彼は、世界を変えたのです。
ハイ・インテンシティ・トレーニングいろいろ


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高強度トレーニングの種類?


@アーサー・ジョーンズ直系の流派。
エリントン・ダーデンが代表的人物。
週に3回、1回のトレーニングで全身を鍛える。(1回で12セット前後)
Aヘビー・デューティ・トレーニング。
マイク・メンツァーが代表的人物。
Bスーパー・スロー・トレーニング。
創始者は、ケン・ハッチンス。
ポジティブ10秒、ネガティブ5秒のトレーニングで各種目1セット。
スーパー・スローを行えば、有酸素運動は必要なしとの極論を言う流派。
CI.A.R.Tの流派。
Brian Johnstonがボスで僕が一番、影響を受けている。
メンツァーと仲良く?雑誌を出していたが、別れた。
他の流派と違い、有酸素運動にも反対せず、「毎回のトレーニングで限界まで行わなくても良い。」との柔軟な見解を持っている。
レップスのスピードも(ポジティブ、ネガティブともに)5秒〜10秒と幅を持たせている。Brianは、3分割のトレーニングで週に1回しかトレーニングしない。(各部の筋肉は3週間に1回のトレーニング。)
DDR.KEN LEISTNER。
数多くのフットボール選手やパワーの世界チャンピオンを育てた名コーチ。彼は、パワーリフターでも高回数(スクワットを15〜30回)でトレーニングさせる。ドロウ・イスラエルは彼の弟子でケビン・トルバートは彼の養子。週に2回、全身のトレーニングをジムの全員にやらせて大きな効果を上げている。


以上の5つは、アーサー・ジョーンズの弟子たちの流派です。
その他に多くのパワーリフターのトレーニングも高強度トレーニングと僕は考えています。
例えば、三土手選手のトレーニング等は、非常に参考になります。


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高強度トレーニングだけで成果を上げた例


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ケビン・トルバートは良い見本です。


身長175センチで体重は113`。大腿囲84a、腕位52a、首囲51a、胸囲132`aのサイズを持つケビンは元フットボールプレーヤー。
彼は、高強度トレーニング以外のウェイトトレーニングをしたことが、ありません。
DR.KEN LEISTNERの義理の息子なので最初のトレーニングから彼の手ほどきを受けました。
週に2回、1回に10セット前後のトレーニング以外はやったことがありません。
高強度トレーニングの効果の良い見本です。

40ヤードを4.6秒で走った。
垂直跳びで91a。(バレーボールのオリンピック選手で60a台。)
スクワットで273`で30回。(これは人間ではない。)
スクワットのすぐ後で205`で30回のデッドリフト。
ベンチプレスで185`で15回。

日本人では考えられないような強さですが、彼はステロイドを使用したことは一度も無く、酒も煙草もコーヒーも口にしません。又、フットボールのトレーニングとは関係無しにジョギングが好きで最低で週に4〜5回は走っています。(2〜6マイル)調子に乗れば週に7日もジョギングをすることがあるそうです。そのおかげか、、巨大な身体にもかかわらずコレステロール値は160台です。彼のトレーニングは、週に2回で短時間で少ないセットを全力で行うというものです。ミスター日本も真っ青の筋肉マンの彼のトレーニングは以下の通り。

Day One
スクワット 5回を2セット。
ベンチプレス 5回を1セット。
スティッフレッグデッドリフト 15回、10回を各1セット。
ディップス 8回を2セット。
チン 10回を2セット。
シットアップ 15回を1セット。

Day Two
スクワット 20回を1セット。
プレス 4回、10回を各1セット。
ラットプルダウン 10回を2セット。
ダンベルプレス 8回を2セット。
バーベルカール 10回、6回を各1セット。
サイドベンド 15回を1セット。

これでも後年の彼は、「どうしてこんな大量のトレーニングをこなせたのか分からない。」と語っています。事実、彼の最近のトレーニングは、上記の半分くらいです。彼の写真を見たければ、下をクリックして下さい。でかいですよ。(写真も彼も)

ケビン・トルバートの写真

 


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